こんにちは。てがみ屋の山下です。

突然ですが、みなさん「ダーマトグラフ」ってご存知ですか？
見た目は太い鉛筆なんですが、通常の鉛筆と違って軸が木ではなく紙で巻いたものです。

※画像は三菱鉛筆様のホームページの物を拝借しております

付いている紐を下にひっぱることで芯が出てきます。（芯を出す時は研がない）

私は今から２０年ちょっと前に文具業界に入ったのですが、
まだ新人だったころに注文のお電話で
「ひふ鉛筆の赤を１ダース」と言われて「ひふ？？？」となったことがあります。
その時「ダーマトグラフ」が「ひふ鉛筆」なんだよと教わりました。

それ以来、「ひふ鉛筆」って言われたら「ダーマトグラフ」のことなんだなって
単純に覚えて対応していたのですが、

三菱鉛筆さんのホームページ内にある「えんぴつの豆知識」を読んで
そういうことだったのか！！！とつい最近知りました。

「ひふ鉛筆」=「皮膚鉛筆」
皮膚に描ける鉛筆という意味で「皮膚鉛筆」と呼ばれていたそうです。
ダーマートはギリシャ語で「皮膚」を意味するそうです。
今は医療用に開発されたスキンマーカーや皮膚鉛筆を使いますので
ダーマートグラフを皮膚鉛筆用としては販売していません。

ダーマートグラフは鉛筆を研がなくても使える油性の色鉛筆であり、
紙だけではなくガラス・金属などにも使えます。
お取り寄せはできますので、ご希望の方はお問い合わせページよりどうぞ！

三菱鉛筆さんの特集ページ、すごく面白かったので、お時間あればぜひ読んでみてください(/・ω・)/